インスリンダイエット
こんにちは！
天満橋 パーソナルトレーニング ジム BodyStage の大島です。
皆さんはインスリンと聞いてまず何を思い浮かべますか？
インスリンのメインの働きは「血糖値を下げる」作用というのが一般的です。
でも、筋肉を増加させるときに重要なホルモンも実はインスリンなんです。
まずはインスリンの働きについて解説します。
インスリンは糖分を体内組織内に送り込む作用をもちます。また血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありません。
ご飯を食べると血糖値が上がります。これを下げるためにインスリンが分泌されるのですが、血「糖」値というくらいなので、糖質が高いものは血糖値を上げやすくなります。また血糖値の上昇具合を表す数値としてGI値があります。
インスリンが筋肉や脂肪、肝臓に糖分を送り込むことで、血液中の糖分が減るから血糖値が下がる。というからくりです。
またインスリンは筋肉の合成にはとても大切なアミノ酸を筋肉に送り込む作用もあります。そうすることで筋肉の増加につながります。
ただ、気をつけたいのはインスリンは筋肉だけではなく脂肪細胞にも働きかけてしまうところ。
インスリンは脂肪を合成する「リポタンパクリパーゼ」という酵素の働きを助け、また脂肪を分解するホルモンである「リパーゼ」の働きを邪魔してしまいます。
このことからインスリンが多く分泌されすぎると体脂肪の合成が促進されます。
ではどうすればよいでしょうか？
効率よくインスリンを分泌させ、体脂肪を合成させることなく筋肉を増加させてるためには、トレーニング中～トレーニング後3時間以内を心掛けます。
なぜならトレーニングで筋肉への負荷や伸縮を行うことにより、糖を細胞内へ取り込もうとします。このタイミングだと栄養が体脂肪ではなく筋肉に働くため、カロリー、糖質、たんぱく質などを摂っても体脂肪は増えづらくなります。
具体的には、トレーニング中にはワークアウトドリンクなどに糖質を溶かし込み、摂取をすることで筋肉に栄養素を送り込みます。
トレーニング直後は交感神経の働きにより消化機能低くなっているため、消化の必要がないアミノ酸のみを摂取します。
トレーニング終了から10分～30分以内くらいにプロテインや糖分を摂取します。
そこからさらにプロテインが消化されたあたり(1時間以上あけて)で、高タンパク、高糖質の食事で体脂肪を増やさずに筋肉へ栄養を送り込めます。
注意が必要なのはあまりに大量の糖質は消化されずに体内に残るため適量をしっかりと知り、摂取していきましょう！！
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