ダイエット中にお酒とうまく付き合っていくコツとは??
皆さんは、なんとなくアルコール(お酒)を飲み過ぎる=太るというイメージはありませんか? それはなぜでしょうか?
アルコールにはカロリーがあります。アルコール 1g=7kcal です。
アルコールは高カロリーだが、栄養素を含まないエンプティカロリーと呼ばれています。
カロリーは体重増加に大きくかかわってきますが、実際アルコールを摂取すると体重増加につながります。
ですが、アルコールの恐ろしいのはカロリー以外にあります。
アルコールが良くない原因、それは アルコールは肝臓内でアセトアルデヒドに分解されその後、酢酸へと分解され尿として排泄されます。
その排泄されるまでの間、肝臓は糖代謝と脂肪代謝を止めてしまいます。
糖代謝とは、糖質がブドウ糖に分解され、肝臓でグリコーゲンに変換され蓄えられること。
脂肪代謝とは脂質からコレステロールに変える代謝。酵素によりグリセロールと脂肪酸に分解されること。
つまり、この2つの代謝機能がストップすることで、食物から摂取したエネルギー(カロ リー)を体内で消費することができなくなります。
さらにいうと、消費が出来ないので、食べたものがそのまま体脂肪として蓄積されます。
アルコールと一緒に脂っこいものが食べたくなったり、締めにラーメンとなると、、、体脂肪が増えることは簡単 に想像できますよね。
ちなみに、アルコールの分解時間には体重などにより決まってきますが、体重 60kg の方がビール 500ml 飲むとアルコールの分解に約 3 時間かかるとされています。
つまり 3 時間は代謝機能が低下します。もちろん飲めば飲むほどその時間は長くなります。
参考までに焼酎 30mlシングル(水 170ml)で約 1 時間、日本酒 1 合で約 4 時間 30 分です。
ただ、お仕事の付き合いやアルコールの摂取が習慣になっている方が、いきなりやめることはできません。
そんな方は、まずアルコールをいち早く分解し、体外に出すことをしましょう。
①定期的な運動、筋力を増やす
上記にあったアルコールが肝臓内でアセトアルデヒドになってからは筋肉でも分解できるため、筋肉量が多ければ多いほどアルコール分解時間(肝臓代謝停止時間)が短くなります。
そのため、定期的な運動はアルコールの分解時間を早めます。
②尿排泄を促す事
尿排泄を促すことは悪酔いからの回復や、肝臓再稼働を早めることができます。
水などの水分補給はすごく大事。ただし、脱水のリスクも上がるので排泄したら再度水分補給を。
ポイントはアルコールと量の半分の水を飲むこと。ビール500ml飲んだのなら、 お水を 250ml飲むようにしましょう。
また、飲むタイミングも飲む前、飲んでる時、飲んだ後も積極的に水分を補給する事。
単純にアルコールの量も減らせることができ、肝臓をいち早く再稼働させることができま す。
③分解を早めてくれる食事を摂る
アラニン、グルタミン・・・アルコールを代謝する酵素の活性を高めるという働き (しじ み、あさり、かき、ハマグリなど)
フルクトース(果糖)・・・アルコールを水と二酸化炭素という最終の形まで分解する手助 けをする (果物類、特に柑橘系)
オルニチン・・・アセトアルデヒドの分解を促進 (ゴマ、ナッツ、鶏肉(胸))
そして、何よりもダイエットに大切なのはいかにストレスをかけずに継続することができるか。
ダイエットの一番の 敵はアルコールではなく、ストレスです。
ストレスなく痩せることが、目標達成の近道です。
なので、今まで飲酒習慣が会った人はいきなりやめるのではなく、量を減らす、食べるものを考えるなど、やめる必要は全くありません。
うまくお酒と付き合いながら痩せていくことをオススメします。
———————–
✅パーソナルトレーニングの申し込み受付中✅
パーソナルトレーニングを受けたい方はDM、
もしくはプロフィールリンクのホームページからお問い合わせください。
🖥BodyStage 天満橋店 公式ホームページ ▶︎ https://bodystage.jp